原因不明の多発関節炎です。
遺伝的な素質もあり、ウイルスなどの感染が
引き金となって発症すると考えられています。
始めに重力のかからない関節から発症することが多く、男性に比べ女性が3倍、30~50歳代の方にもっとも多く発症します。
第一関節には症状は出ず、朝に関節がこわばったり痛むのが特徴です。
免疫の異常で自分の体の一部を外的と錯覚し排除しようとすることで
関節の滑膜に炎症が起き、関節を破壊していきます。
精神ストレス、疲労が蓄積しやすい生活習慣、
噛み合わせの異常など様々な原因が挙げられますが、直接的には歯ぎしりや食いしばりによる影響が大きいと考えられます。
顎を動かしたときの痛みや雑音が主な症状です。
脊柱が側方へ曲がり、捻じりも加わる病気です。
一時的な機能性側弯と構築性側弯症といわれる
真の病気としての側弯症があります。
機能性側弯は不良姿勢、脚長差、坐骨神経痛による側弯があります。
構築性側弯症は先天性のもの、神経・筋肉からくるもの、
外傷によるもの、特発性側弯症などがあります。
特発性側弯症は若年層にみられ男子より女子の方が
7~8倍多く見られます。
肋骨に沿って多くは片側にあらわれる発作的な痛みです。よく見られるのが、神経が骨や筋肉の間にはさまれて刺激されることで生じる神経痛です。
不自然な姿勢や疲労から起きることがあります。
脛骨結節部の痛み、腫れ、圧痛を特徴とする
11~13歳の発育期の男子競技者に多く見られます。
成長期に大腿四頭筋により繰り返し牽引力が
脛骨結節の膝蓋腱付着部軟骨に加えられることで
その一部が剥離・修復を繰り返し、炎症を起こすと
考えられます。
同じく、成長期の痛みとしてSever(セーバー)病と言って、かかとに痛みの出るものがあります。
アキレス腱や足底筋膜が踵骨を牽引することでかかとに炎症が起こります。